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【小説家】島田雅彦氏「二次元恋愛にいそしむ人々は裏切りに弱く、それに厳しい」「裏切りが発覚した時の反動は激しい嫉妬として現れる」
1:つゆだくラーメンφ ★:2012/09/17(月) 06:48:58.57 ID:???
小説家の島田雅彦氏は、書籍『迷い婚と悟り婚』のなかで、自らが教える大学の生徒には、旅行にお気に入りのフィギュアを連れて行き、
観光名所で一緒に写真を撮って、夜になるとベッドに寝かせて話しかけている人がいるそうです。彼曰く「僕がそばにいないと彼女(フィギュア)はダメになってしまう」そうです。
島田氏はこういった二次元恋愛にいそしむ人々の特徴を、「裏切りに弱く、それに厳しい」と分析しています。
「萌えというのは自分の妄想の中での自分との対話である。わかりやすくいえば、一方通行であり、モノローグであり、性愛の対象が予定調和の世界に収まっている。
彼らにとっては、お気に入りのキャラは常に自分のほうを見ていてくれなくてはならず 、
たとえ、物語の中であっても、誰かと恋などし始めようものなら、憤りで自己制御ができなくなる。
私の大学の教え子たちはそう いった裏切りのキャラを後ろ向きにして自室に飾っている。
アイドルといえば恋愛ご法度。今では、AKB48などで恋愛が発覚した場合、大きな反響となります。そして、裏切りが発覚した時のファンの反動は激しい嫉妬として現れます。
自分にとってかけがえのない崇拝の対象の裏切りは許せないものなのです。
「もとより二次元恋愛の対象も所詮は人の手によって作り出されたものであり。自分の思い通りになるはずはない、という事情がある」と島田氏がいうように、
二次元恋愛とはいえ、思い通りにいくことばかりではないのです。
二次元でもある裏切り行為。三次元では裏切りの連続です。政治家やキャバ嬢など、午前中と午後で言っていることが正反対、といったことは多々あります。
島田氏は、「二次元でも三次元でも、どっちみち裏切られるのだから、裏切りへの耐性を身につけるしかないのだ」と言います。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120916-15000029-webhon-ent
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